心臓カテーテル検査入院2泊3日の様子の実録になります。
検査入院はどんな流れなのか?様子を知りたい方の参考になれば幸いです。
心臓カテーテル検査2泊3日入院実録~入院手続きと初日~はこちらをご覧下さい。
心臓カテーテル検査入院2日目検査当日
<検査前>
検査当日の検査前は絶食で摂取出来るのは水分(水・お茶OK、コーヒーNG)、入浴も出来ません。
入院中は定期的に、体温・血圧・血中酸素濃度を測定されます。
検査前には排便を済ませ、検査着に着替えます。
以下を装着している場合は外します。
・義歯
・時計
・眼鏡
・補聴器は要相談
検査前にフルネームの確認があります。
心臓カテーテルを手首の血管から挿入する場合は、手首だけの部分麻酔になります。
心臓カテーテルを足の付け根の血管から挿入する場合は毛を剃るなどの処置があります。
検査自体の予定所要時間は20~30分、もしくはプラス20分の50分程です。(症状や人、病院によって異なる場合もあります)
全身麻酔ではないので意識はあって話しも出来るので、検査中に具合が悪くなったり痛い場合は声を掛けるように言われます。
<検査後>
検査が終わると部屋に戻って来て、心拍モニターと点滴を装着し1時間はベッドで安静にしています。
検査が手首の血管の場合は、検査後手首の穿刺部位(センシブイ)に圧をかけるバンドを装着して止血します。
その後、徐々に圧の空気を抜いていくので、検査当日から早ければ就寝まで・長ければ翌日の退院日まで(約6~7時間圧迫)バンドを装着しておきます。
検査後1時間が経ったら、起き上がってもよいので、排便や飲食も可能になります。
ただし、立ち上がって歩行する場合は、転倒防止の為に看護師を呼ぶように指示されます。
また、検査時の造影剤を排出する為にも水分の摂取は多めに摂るように言われます。
足の付け根のソケイ部より検査した場合は、検査後3時間、または6時間程は止血の為ベッドで安静になり、穿刺部位に圧をかける重しを乗せます。
歩行は翌日から可能になります。
検査後、3時間程はマメに体温・血圧・血中酸素濃度の測定と体調の変化がないか様子を見に来られます。
出血や痛みがある場合は処置して貰います。
朝から絶食で昼頃の検査時間になった場合に、検査後1時間はまだ食べられないので、病院食の昼食時間を過ぎてしまい置いておいて貰えない場合もあるようです。看護師さんに相談するか売店などで軽食を用意する必要があるかもしれませんのでご確認下さい。
※病院内のコンビニの営業時間はAM7:00~PM10:00(病院により違うのでご確認下さい)
その後は、穿刺部位は安静にして過ごします。検査日の入浴は出来ません。検査後24時間後よりシャワー、48時間後より入浴が可能になります。季節や状況により、タオルで体を拭く時もあるようです。
<夕食 18:00前後>
普通の病院食になります。
<消灯・就寝 21:00前後>
心臓カテーテル検査入院3日目退院手続き
<朝食 8:00前後>
検査後の状態が良く、主治医の先生の退院許可がおりたら退院になります。
退院の時間は10時前後(病院によって違う場合もあると思います)
それまでに、忘れ物がないように身の回りの荷物をまとめておきます。セイフティボックスや引き出しの中、ベッド周りとロッカーなどを確認。
入院中に貸りた物があれば返却。ベッドで待ちます。
・診療費請求書兼領収書
・次回、治療入院手続き書(検査の結果、治療入院が必要な場合)
が手元にきたら、会計に行って支払いをします。
支払いは、現金またはキャッシュカードで支払います。(病院内に銀行ATMが設置されている病院もあります)
次回治療入院がある場合は、次の予約をして、必要書類を貰います。
TVカードの購入があり残金がある場合は、カード精算機にて現金の払戻しをします。
支払が終わったらもう一度入院の階に戻り、ナースステーションに支払済みの報告をして、部屋に同行して貰い最終の忘れ物がないかなどチェックをして貰って帰宅になります。
<心臓カテーテル検査2泊3日の費用>
※病状・入院病室や病院によって費用は異なります。
<支払い例>
老人医療1割負担の場合
¥21,540
別途 レンタル(寝衣・タオル・備品)
¥480(税抜き)× 3日 ※こちらは後日請求書が自宅に送付、コンビニは郵便局にて支払い
TVカード利用
¥1,000-¥200=¥800(精算返金あり)
まとめ
病院や症状によって流れや医療費も違う部分もあるかと思います。
心臓カテーテル検査入院で2泊3日の日程内容はこのような流れでした。
解らない事は病院やお医者様にお尋ねになるのがよろしいかと思いますので、遠慮せずに確認されることをお勧めします。
こちらの記事もお役に立てればと思います。
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