とてもお洒落なウールコートに一目惚れ♪
洗濯表示を見ずに買ってしまいました。。。^^;
家に帰ってよく見ると、あれ??洗濯表示・・・全部×?
気に入って買ったから大事に着たい!大事に着る為の予防と対策をご紹介します♪
洗濯不可のウールコートの洗濯不可理由
家に帰ってきて、何気なく服の内側の裏地についている「品質表示」(一般消費者を保護することを目的として家庭用品品質表示法で義務あり)を見たんですよね。
すると・・・
取り扱い絵表示(洗濯表示/洗濯マーク)
・手洗い ×
・エンソサラシ ×(衣類の色を白くする薬剤の塩素系漂白剤)
・アイロン ×
・ドライ ×
繊維の組成(使用している繊維名)
・表地 毛 90%
ナイロン10%
・裏地 ポリエステル100%
・毛皮 ラビット
今まで買った服でも、洗濯表示が全部×なんて初めての経験><
そんな衣服ってあるの~??でした。
洗えるのに洗濯不可にしてしまう理由がある?!
衣類を製造するアパレルメーカーが、無難に『洗濯不可』にしている場合があるようです。
その理由は、洗濯表示通りの洗い方をして、万が一衣類に問題が発生した場合、消費者やクリーニング会社は、アパレルメーカーに過失を求めることがあり、そのトラブルの事前防止の予防策として『洗濯不可』にしてしまう。
アパレルメーカーは無難に洗濯表示を付ける傾向があり、今回購入したコートのように、『洗濯不可』の物でも実際は洗える衣類もあるようです。
確かに、私の購入したウールコートの品質表示の裏側を見ると、
・洗濯の際はクリーニング店に相談して下さい。
・パウダークリーニングをおこなう。
・アイロンは低温で厚紙又は布の上からかけることとし、蒸気アイロンは用いない。
と記載があります。洗濯不可と言いながら、洗濯する時は自己責任でよろしくね♪って感じです^^;
気に入って買っただけに、大事に着るにはどうしたらいいか?まずは着る前に予防と対策をしておきます!
ウールコートの手入れ方法と注意点
<着衣前>
ウールの素材の衣服でまず気になるのが『毛玉』、それに加えて今回は洗えるのか?も定かではないので、『防汚・防臭』も予防したいと考えました。
毛玉の原因は、摩擦!!
毛玉が出来やすい場所は、脇や袖の内側など、繊維同士や繊維が他の物体と擦れやすい場所。
衣服の摩擦だけではなく、バックを持つ事によって毛玉になってしまう事もあるので、摩擦が起きにくい素材のカバンにするか、ショルダータイプではなく、手で持つタイプにして衣服への擦れを減らすようにする。
ウールコートって結構気を使いますね・・・^^;
動物繊維と科学繊維の混紡品は毛玉が出来やすい?!
私の買ったウールコートは毛90%とナイロン10%、毛玉が出来やすそうなので対策が必要です!
まず、摩擦予防には
衣類の静電気防止スプレーを外側と内側の全体にスプレーします。
最近の静電気防止スプレーは、無香料で消臭効果もプラスされていたり、PM2.5や花粉、黄砂なども防止してくれるものもあり、ウールコートでなくても利用しておくと良さそうです。
摩擦を防止する事により、繊維の毛羽立ちも防げますので、衣服の品質保持にもなりますね。^^
コートを脱ぐ時に、あの不快なパチパチ静電気の防止にもなります♪
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そこで、さらにもうひと手間!!
衣類の防水スプレーを外側と内側の全体にスプレーします。
雨だけではなく、汚れからも守ってくれる強い味方!防水スプレーには「皮革用・衣類、布用・金属用」などがありますので、買われる際には使用区分を確かめて下さいね。
私は、靴やカバンを買った際には防水スプレーをする様にしています。
※製品の素材によっては、使用出来なかったり、シミになる事もありますので、試し布や見えにくい部分などで試されてからのご使用をおすすめします。
注意として、静電気防止スプレーを先にして陰干しなどで乾かしてから、防水スプレーをしないと、防水スプレーが先だと次に静電気スプレーをした際にはじかれてしまう場合もあるかと思いますので、お気をつけ下さい。
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<着衣時>
・イスに座る場合は脱ぎましょう。(電車やタクシーの乗り物など)
・汗をかきそうな時はすぐ脱ぎましょう。
・襟元などは直接コートに触れないように、ショールやマフラーなどで汚れを防ぎましょう。
<着衣後>
・毛が柔らかい豚毛や馬毛のブラシを使ってゴミやホコリをブラッシングで取り除きます。
ブラッシングの順番 上から下へ 肩→胸→背中→両袖→裾 優しくかけましょう。
・風通しの良い所に干して、すぐにクローゼットなどにしまわない。
・連続着用はしないようにしましょう。
・臭い取りに衣料消臭スプレーを利用する。
まとめ
少しでも気に入った衣服を長く綺麗に着る為には、着る前の予防の対策をしておきましょう♪
ちょっとの手間をきちんとすれば、衣服の品質の劣化も防げるし、綺麗だと着ていても気持ちがいいですよね♪^^
ただどうしても、消臭スプレーをしていても洗って臭いが消えるのとは根本的に違いますので、汗や汚れは付けない工夫と、細かいゴミはすぐに取り除いたり、汚れた部分が小さければ部分洗いをするなどして、なるべく臭いの元になるものを溜めない工夫は必要です。
工夫と手入れでお気に入りを大事に着て楽しんで下さいね♪^^
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