湿度の求め方は?風邪インフルエンザ対策!室内の適正湿度は?

急な寒さと共にやってくるのが乾燥。

そんな冬の乾燥の時期は体調も崩しやすくなり、風邪やインフルエンザなども流行りはじめます。
快適な適正湿度を知って風邪とインフルエンザを予防しましょう♪
  

湿度の求め方って知ってますか?

人は空気の温度、つまり気温に対して身につける衣服の種類を夏は薄手の涼しい素材のものにしたり、冬は厚手の暖かい素材ものにして気温の変化に対応しています。

空気の湿度に関しては、機能性インナーを着て工夫する以外で湿度調節をする事はなかなか難しいですよね。

人のカラダに含まれる水分は、成人では体重の60%と言われています。湿度によっては体内の水分も奪われてしまうので、湿度が低い乾燥の時期は、しっかり水分補給をしなければいけません。

空気の乾燥とは、空気中に含まれている水蒸気量が少なくなる事。空気が乾燥状態になり、私たちは、目・鼻・口・喉が渇きやすくなったり、肌がカサカサ・髪の毛がパサパサになった時に「何だか空気が乾燥しているなぁ」と感じるのではないでしょうか?

空気が乾燥しているかいないかの目安になるのが「湿度」です。空気の湿り気具合いって事ですよね。

湿度(%)とは、

1m3の空気中に含まれている水蒸気量(g/m3)÷その気温での飽和水蒸気量(g/m3)×100

で求められます。

その気温?って何??ですよね(^_^;)

そう言えば湿度計でよく見かけるものは、気温計と湿度計が一緒の物が多い!

でも湿度は、単純に空気中の水蒸気量を気度で割るわけではなく、その気温での飽和水蒸気量って?と思いませんか??

気温によって、飽和水蒸気量は変化します。どう変わるかというと、気温が低いと飽和水蒸気量は少なくなり・気温が高くなると飽和水蒸気量は多くなるんです。

簡単に言うと、空気が含んでいる水蒸気量は一緒でも、気温が違うと湿度が変わる

例えば、1m3に7.52gの水蒸気をふくむ空気があります。

30℃の時の飽和水蒸気量 30.4g/m3

7.52 ÷ 30.4 × 100 = 30.92%

10℃の時の飽和水蒸気量 9.4g/m3

7.52 ÷ 9.4 × 100 = 80%

気温が違うと同じ水蒸気量でも湿度の%がこんなに違う?!

と、いうことは…気温が低い冬の時期で湿度が低い時は、空気中の水蒸気量が凄く少なくて、空気はカラカラって事! (@_@)

冬の乾燥対策をするには、この湿度を適正湿度に保たなければいけません!

湿度を保って風邪とインフルエンザ対策!

先ほどお話しした湿度が低くなると、空気が乾燥して室内ではチリやホコリにダニの死骸までも空気中に舞いやすくなります。

また、空気が乾燥して喉や鼻の粘膜も乾燥しやすく、乾燥した粘膜に空気中のハウスダストが付着すると炎症が起こり、鼻がムズムズしたり喉がイガイガ。

体内の水分量も低下すると免疫力も低下するので、空気中のゴミで粘膜に炎症が起こるだけでなく浮遊するウイルスにも感染しやすくなります。

風邪やインフルエンザなどのウイルスは、気温15℃〜18℃ 湿度40%以下の環境で繁殖しやすいので、冬の室内の湿度は40%以上にする必要があります。

しかし、湿度の上げすぎにも注意です!湿度が60%以上になるとカビやダニが増殖してしまいます。(>_<)

冬の室内の適正湿度は?

風邪やインフルエンザを予防出来て、カビやダニは増殖させずに快適に過ごしたいですよね!

冬の室内快適温度と湿度目安は、

気温 18〜22℃
湿度 50〜60%

人が暑く感じたり、寒く感じたりするのは、実は気温だけではなくて湿度も関係しています。

冬の乾燥する時期は、室内の温度だけではなく湿度も上げる事で、体にも良く快適に過ごせますよ♪^^

さいごに

部屋の湿度を快適な適正湿度に保つ為にも、湿度計を部屋に置いて湿度の把握と管理は大事ですね。

風邪やインフルエンザなどで体調を崩すと辛いですので、しっかり加湿をして予防しましょう!

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