大事な服の洗濯を失敗したらショックですよね・・・><
自分でちゃんと洗いたいのに何が悪かったんだろう。。。
洗濯洗剤の種類と化学反応を知って、お気に入りの服の正しい洗濯の仕方が出来るように説明していきます。
失敗しない洗濯とは?
気に入っていて大事な服なのに失敗した・・・><
という経験は誰もが1度はしているのではないでしょうか?
まず多いのが「色移り」衣類の染料が落ちて他の衣類に色移りする。デニムなどの濃い色の染料で染められたものは初洗い時には確実に染料が落ちるので他の洗濯物とは別に洗うようにしなければいけません。
次に「漂白」の失敗により衣類の線維が黄ばむ、またピンク色に変色する事もあります。部分的に繊維の染料が落ちてしまいまだらになる事もあります。付属品の金属(ファスナー・ボタン・フックなど)が変色してしまう事もあります。
また衣服の「縮み」または「伸び」などの「型崩れ」も衣類に使用される繊維の特性に合わない洗剤や洗い方をしてしまうと起こってしまいます。
ウールなどは水を含んだ状態で、必要以上の力を加えすぎるとウールの繊維が絡み合い硬化して縮んでしまう原因になります。
その他の洗濯の失敗としては、ポケットの中にティッシュを入れていた事を忘れて、それが洗濯物に付着したり、子供のオムツを一緒に洗ってしまいオムツのポリマーが洗濯物に付着してしまうなどもあります。
洗濯をする際は、色落ちしそうな物は面倒でも別洗いをして、種類別に仕分けて洗濯ネットに入れるようにすれば、洗濯による衣類の損傷も防げますし万が一ポケットに何か入っていてもそのネット内だけの惨事になるのでおすすめです。
特に女性のブラジャーの型崩れを防止するネットはワイヤーの変形も防ぎますし、フックが他の衣類に引っかかって傷める原因も防げるのでおすすめです。
失敗しない為には、ネットに入れて失敗を防いで、衣類の繊維にあった洗剤や漂白剤を使わなければいけません。
では洗濯洗剤にはどんな種類があるのか、どうして使える洗剤と使えない洗剤があるのかなど見ていきましょう。
洗濯洗剤の種類と化学反応を知ろう!
<洗いに関する洗剤について>
洗濯洗剤の形状は、粉末・液状・ゲルパックがあります。弱アルカリ性で、衣類に付着した汗や皮脂汚れ(たんぱく質)を落とします。
同じ弱アルカリ性洗剤の中でも、液体やゲルパックよりも粉末の物が洗浄力は高いが繊維によっては洗浄力の強さが弱い繊維の衣類を傷めるので適さない場合があります。
また弱アルカリ性の洗剤が使えないものとして(ウール・カシミア・シルク・羽毛・毛皮など)の動物性繊維です。
洗濯表示に手洗い不可となっている場合でも、(綿、麻、ポリエステル)は中性洗剤のおしゃれ着洗いで洗える場合もあります。
但し、(レーヨン・キュプラ・シルク・カシミア・革・特殊加工された線維)は繊細な素材なので無理して自宅洗いをすると失敗する恐れがあるのでクリーニングに出される事をおすすめします。
中性洗剤は弱アルカリ性洗剤よりは洗浄力はおちますが、繊維を傷めない事を優先させると中性洗剤が適しています。
洗浄力・繊維の傷め具合いは、粉末洗剤 > 液体洗剤 > 中性洗剤になります。
<漂白剤について>
洗濯する際に洗剤と一緒に入れたり、汚れがひどい場合に使うのが漂白剤ですが、漂白剤は大きく分けると「酸化型」と「還元型」の二種類に分けられます。
1.「酸化型」水に溶けて活性酸素が発生し、漂白・除菌する。
2.「還元型」(溶液は弱アルカリ性)酸化型とは逆に酸素を奪って還元する事で、塩素系漂白剤で黄変した繊維・血液の汚れ・鉄分の多い水(硬水)での黄ばみ・鉄サビ汚れ・赤土の黄色ジミなどに適している。
OK(白物) NG(色物・柄物・付属品金属)
商品:ハイドロハイターなど
さらに 1.「酸化型」には、塩素系と酸素系の2種類がある。
塩素系(アルカリ性)成分は過炭酸ナトリウムで漂白力は強い。OK(綿・麻・ポリエステル) NG(毛・絹・ナイロン・ポリウレタン・色物・柄物)※酸性と混ぜると危険。
商品:ハイターなど
衣類に日焼け止めなどのクリームが付着している繊維に使うとピンク色に変色する。
酸素系 1(アルカリ性)成分は過酸化水素。NG(毛・絹)と2(酸性・弱酸性)OK(毛・絹・色物・柄物)・NG(黄ばみ深める・付属品の金属は変色の恐れあり)
商品:ワイドハイター・ブライトなど
※成分の過酸化水素は消毒に用いられるオキシドールに含まれる成分である。
正しい洗濯の仕方とは?
○綿・麻・ポリエステル OK(白物) NG(色物・柄物・付属品金属)
使えるもの:弱アルカリ性洗濯洗剤・酸化型塩素系漂白剤・還元型漂白剤を使う。
商品:(漂白)ワイドハイター・ブライト・ハイドロハイターなど
○毛・絹 OK(色物・柄物) NG(付属品金属)
使えるもの:中性洗濯洗剤・酸化型酸素系漂白剤を使う。
商品:(洗剤)おしゃれ着洗い・ドライ洗い洗剤(漂白)ワイドハイター・ブライトなど
洗濯洗剤の中には「蛍光剤」というものが含まれていて、この蛍光剤が白い繊維を白く保つ役割をする為、パステルカラーの繊維や天然素材の繊維には適さず色が白っぽく変色するので注意が必要です。
また蛍光剤なし洗剤で洗っていると、繊維についた蛍光剤は太陽の紫外線を吸収すると繊維の蛍光剤が減少するので、白さが失われたように感じるのはこのためです。
柔軟剤は、洗剤と混ぜて使うと洗浄力や柔軟剤効果が半減するので、洗いの後に使用するのが良いでしょう。
さいごに
洗濯する際は、洗濯表示をよく読んで、素材に対して使って良い洗剤で決められた分量と使い方をしたら間違いは起こりにくいので、大事な服はちゃんと確かめてから洗濯して下さいね!
私は家政学部を卒業したのですが、在学中の実験で、洗剤の分量を変えて洗濯をして汚れの落ち具合いをみるものがありました。分量は多く入れても少なくても汚れ落ちは悪くなりますので、各洗剤メーカーが実験の上に決められた分量が1番落ちる適量を守るように、気をつけて下さいね。
たまにクリーニング屋さんで断られたものを家で洗ったら綺麗に落ちた♪と言うものもあります。自分で洗えそうな時は自分で洗って、自分では無理なものは無理せずに腕の良いクリーニング屋を探してお願いするのが1番かもしれません。
大事なお気に入りの服を綺麗に洗って下さいね。
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