引越しって大変ですよね。初めて引越しされる方は特にする事が色々あってビックリするかもしれませんね。
引越しをした事のある方でも、トラブルに合わなければ知らない事もあるかもしれません。
引越しの保障や貴重品についてご説明していきます。
引越しトラブルで注意したい事とは?
急な引越しや、前もって決まった引越しでも何かとする事が多くてバタバタしがちですよね。
いつもより注意力も散漫になりがちな引越し時に注意しなければいけない事があります。引越しのトラブルで多いものとして、
・料金トラブル
・時間のトラブル
・物の破損
・物の紛失
この中で、「物の紛失」では『貴重品』が失くなるというのです?!
一瞬「え?嘘でしょ??」と疑いたくなるような事例ですが、実際に起こっている事ですので引越しの際は十分に注意が必要です。
まだ人が住んでいる家から自分だけが引越しをする場合や、誰かが住んでいる場所に引越しをする場合には、水道・ガス・電気などを止めたり開けたりする手続きも少なくて良いのですが、引越し先と引越し元も両方となるとどうしても引越し当日は忙しくなるし、ついつい目も行き届かなくなります。
やはり引越し当日は、信用が出来る人になるべく手伝ってもらえるように前もってお願いしておくようにしましょう。
引越しの保証のない貴重品はまずリストに!
引越しって、何でも全部運んでくれて、しかもちゃんと安全で保障されるんでしょ?と思われている方がいたら、それは間違いです。
引越しでは貴重品は運んでくれません。オプションの追加料金を払えば運んでくれる業者もあると思いますが、引越しをする時とは別に貴重品を運ぶ段取りになるかもしれませんので、引越し業者に依頼する際にはちゃんと確認をしましょう。
では、引越しの保証のない貴重品ってどんなものか以下のものになります。
・カギ
・現金
・通帳
・印鑑
・キャッシュカード
・クレジットカード
・小切手
・株
・有価証券
・高価な絵画・置物・骨董品
・宝石
・貴金属
・高級カバン
・ピアノ
・パソコン
引越し業者には、「標準引越運送約款」があり、それにはこのように書かれています。
(引受拒絶)
第 四条 当店は、次の各号の一に該当する場合には、引越運送の引受けを拒絶することがあります。
一 運送の申込みがこの約款によらないものであるとき。
二 運送に適する設備がないとき。
三 運送に関し申込者から特別の負担を求められたとき。
四 運送が法令の規定又は公の秩序若しくは善良の風俗に反するものであるとき。
五 天災その他やむを得ない事由があるとき。
2 荷物が次に掲げるものであるときは、当該荷物に限り引越運送の引受けを拒絶することがあります。
一 現金、有価証券、宝石貴金属、預金通帳、キャシュカード、印鑑等荷送人において携帯することのできる貴重品
二 火薬類その他の危険品、不潔な物品等他の荷物に損害を及ぼす恐れのあるもの
三 動植物、ピアノ、美術品、骨董品等運送に当たって特殊な管理を要するため、他の荷物と同時に運送することに適さないもの
四 申込者が第八条第一項の規定によるその種類及び性質の申告をせず、又は同条第二項の規定による点検の同意を与えないもの
(連絡運輸又は利用運送)
第 五条 当店は、荷送人の利益を害しない限り、引き受けた荷物の運送を他の運送機関と連絡して、又は他の貨物自動車運送事業者の行う運送若しくは他の運送機関を利用して運送することがあります。
(引用:国土交通省 標準引越運送約款 最終改正 平成十五年 国土交通省告示第百七十号)国土交通省 標準引越運送約款
普通の引越しには以上のものは含まれないので、まずは引越しする前に貴重品リストを作って「何をどう運ぶか?」の準備も必要です。
引越し当日の貴重品はどうする?
持ち物の貴重品はリストを作成されて、安全な運び方を考えて決める。業者に頼む場合もあるでしょうし、信用の出来る人に頼む場合もあるかと思います。
そして引越し当日も、必要なカギ・現金・印鑑・その他で自分で持ち運ぶ物もあるかと思います。
その際もやはり気をつけなくてはいけません!
ちょっと呼ばれて、うっかりカバンを置いていった間にカバンが失くなるケースもあるのです。その辺に置いてはいけません!ちゃんと信用の出来る人に預けるか、身につけておけるカバンにしておきましょう。
万が一失くなった場合、引越しどころではなくなるし、もちろん失くなった物の保証は引越し屋はしてくれません。自分の不注意とは言え、本人もショックですが周りの人も嫌な思いをする事になりますので気をつけて下さいね。
さいごに
私も貴重品ではなかったですが、家族で引越しをした際に荷物が失くなってしまった経験があります。でもそれは引越ししてすぐに気がついた訳ではなく、「後から探したら失くなっていた。」という感じでした。どうして失くなってしまったのかは、もちろん不明です。
大事な貴重品は、出来れば引越し当日とは別の日に設定する方が良いと思います。
そして、引越し後は作ったリスト見てちゃんと貴重品が揃っているか確認すると良いと思います。
とにかく、ふと気が緩んでいる時や気が散っていて注意力が散漫になっている時に、事故などは起こりやすいので前もって準備と対策をしておきましょう!
追伸 パソコンのデータは普段もですけど、引越し前にはバックアップを取っておいた方がいいですよ!
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