地震大国日本と知って防災対策の必要性と地震でどこに避難する?

日本の各地で大きな地震が起きています。

『自分は大丈夫』

なぜ?そう思えるのでしょうか?何もしない・考えていない、そんな人がいる事に不安を感じます。

今日からすぐに出来る事から、1人1人が備えておく事から始めましょう!

  

地震大国日本と知っておこう!

私たちの住んでいる国、日本。日本はなぜ地震が多いのか?

日本の陸地は4つのプレートの境界に位置する場所にあります。(ユーラシアプレート・北米プレート・太平洋プレート・フィリピン海プレート)こんなにプレートが重なっている場所に位置する国は、世界で日本だけではないでしょうか?

1863年にスイスのチューリッヒで創業された世界2位の再保険会社 Swiss Re(スイス・リー)が、2014年に世界616都市を対象に、自然災害(洪水や地震、嵐、高潮、津波)などで、被災するリスクのある人の数を推計した。

そこで発表された『暮らすのには危険な都市世界ワースト10』

1位 東京・横浜
2位 マニラ
3位 珠江デルタ
4位 大阪・神戸
5位 ジャカルタ
6位 名古屋
7位 コルカタ
8位 上海・黄浦江
9位 ロサンゼルス
10位 テヘラン

なんと1位 東京・横浜 4位 大阪・神戸 6位 名古屋

日本の都市がワースト10のうち3つも入っている。
世界616都市で、3つ(日本47都道府県のうち5つ)もランキング入りする国、日本は間違いなく危ない国という事です。

日本は、国土面積が世界の0.28%ほどの小さな国でありながら、地球上で起っているマグニチュード6以上の地震の20.5%が日本で発生。全世界の活火山の7%が日本にある。

米国地質調査所 地震アーカイブ検索と、NASA Visible Earthを参照に、2001年1月1日~2016年3月1日までの全世界で起こった地震と規模の大きさを視覚化した動画。

『21世紀の世界の地震』

これを見た時に、世界各地で地震は起こっていてるが、世界的にも大きな地震が日本に集中して起こっているのがよく分かりました。。

見たことのない方は1度見て頂いて、世界の中で1番危ない日本の現実を知っておいて欲しいです。

防災対策の必要性を考えよう!

今なお災害に遭われて復興中の地域もある中、災害に遭った事のない人も地域も絶対安全という保障はないのです。

まず1人1人の意識の持ち方として災害は恐いと思うだけではなくて、「どのように備えておくか?」「行動出来る事は何か?」を考えておく必要があります。

知っておく事から具体的に出来る事。慌てず行動する為に備えておく事。被害を大きくしない為にも何かがあってからではなく、何かある前に行動しておきましょう。

地震でどこに避難すればいいの?

地震が起きたら、

1. 最優先は『 身の安全 』(地震発生0分から2分)

2. 大揺れがおさまったら『 火の始末、火災防止 ※ガス栓閉める 』(地震発生2分から5分)

3. 避難経路の確保と情報入手『 居る場所から逃げられるか?どれぐらいの何がどこで起こったのか?の情報』(地震発生5分から10分)

家から出るのは可能か?TVやラジオや地域の防災行政無線などの放送で、災害情報・避難情報を入手

4. 避難の必要がある場合、『緊急避難場所へ行く』

緊急避難場所は、住んでいる市や区によって防災ハザードマップ(自然災害による被害を予測し、その被害範囲を地図化したものがあります。

予測される災害の発生地点・被害の拡大範囲および被害程度、さらには避難経路・避難場所などの情報が既存の地図上に図示されている)がある場合は入手しておき、住んでいる住所によって振り分けられている緊急避難所を知っておきましょう。

また逃げる場合の緊急避難場所の場所を家族とそれぞれ確認しておき、お互いの安否確認方法なども決めておきましょう

==安否確認方法の例==

災害用伝言ダイヤル171

固定電話・携帯電話

自宅の電話番号で、伝言を音声にて録音。全国から再生できます。
<録音>
「171」発信(ガイダンス)→録音「1」→暗証番号を利用する際は「3」
→(ガイダンス)「電話番号を市外局番からダイヤル」

<再生>
「171」発信(ガイダンス)→再生「2」→暗証番号を利用する際は「4」
→(ガイダンス)「電話番号を市外局番からダイヤル」

災害用伝言板(web171)

パソコン・スマホ
「web171」検索

災害用伝言板

携帯電話・パソコン
伝言を、文字で登録。全国から確認できます

災害用音声お届けサービス

スマホ
専用アプリをインストールしたスマートフォンから、音声メッセージを送信できます

この他に通常利用しているSNSでもいいでしょう。しかし、予期せぬ事態で使えない場合はどうするか?
予備の方法は何を使うか?と具体的に決めておく事が大事です。

まだ家族と決めてない場合は『どの方法を使って安否を確認し合うか?』を決めておきましょう。

まとめ

1995年(平成7年)1月17日に発生した阪神・淡路大震災(兵庫県南部地震)

この時私は1人実家から離れた場所で働いていました。まさか、自分が産まれ育った場所で地震が起きるなんて・・・

寝ていた所に職場の夜勤の人が連絡をくれて、まずTVをつけて信じられない光景に言葉を失いました。

慌てて実家に電話をしても回線がパンクしていて繋がりませんでした。同僚も心配してくれて何人かで手分けして何時間も電話をし続けました。

やっと電話が繋がった時は、3時間は経っていたかと思います。その奇跡的に繋がった電話も、家族が物を取りに偶然家に帰って来てた時だったのです。

あの時に電話回線が繋がらなければ、安否確認もどこに避難したのかも分からなくなっていたかもしれません。
実家は全壊しましたが、幸い私の家族は全員無事でした。

誰かの安否を心配する側も、誰かに安否を心配される側も、突然の事態に動揺もしますし余裕もなくなります。

その時の為にもあらかじめ決めておける事を決めておけば、まずその方法で確認し合えますし、しなければいけない次の行動にも移れますので、是非 『逃げる場所と連絡方法』を確認しておいて欲しいと思います。

こちらの記事も良かったらどうぞ♪災害時の危険は何か?遭遇場所別の避難行動と避難時の注意点

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